パートナーの浮気調査を自分でする際は、浮気の証拠を集めることが重要です。浮気の確信が持てない状態ならGPSを使って居場所をチェックするのも「あり」でしょう。
パートナーの居場所を確認することで、浮気をしているのか仕事なのかはある程度把握することができます。本人の話とつじつまが合う行動をしているなら、浮気の可能性は低くなりますね。
ただ、GPSは上手く利用すれば浮気調査に役立ちますが、特有のデメリットもあります。実際に自分でGPSを使う際にはデメリットを踏まえ、慎重に扱わなければなりません。
そこでこの記事では、浮気調査におすすめのGPS発信機と仕掛け方について紹介していきます。GPS発信機を使用する上でのデメリットや法に触れるケースなども併せてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
浮気調査におすすめのGPS発信機とは？
浮気調査を自分で行う際はGPS発信機の利用が便利です。ただ、日常生活の中で触れる機会が少ないので利用を迷う方もいることでしょう。
はじめに、浮気調査におすすめのGPS発信機についてどんな特徴や使い方ができるのか紹介していきます。
パートナーにバレずに設置できるか
GPS発信機は、パートナーの私物に潜ませるか車に設置するなど、パートナーに知られないよう設置して使います。
普段から移動手段に使うもの、移動する際に必ず持ち歩くものに設置するのがポイントで、特に車は素人でも比較的簡単にGPS発信機を取り付けることができます。
GPS発信機のほとんどは無音のため、上手く仕掛けることができればパートナーに全く気づかれることなく設置できるでしょう。
位置情報の精度や行動履歴が把握できるか
浮気調査を探偵社に依頼した場合は尾行調査がメインとなり、調査員の尾行がパートナーに気づかれてしまえば調査を続行することは難しくなります。
そういった意味ではパートナーへの尾行不要、上手くGPS発信機を設置できればパートナーの位置情報や行動履歴を自宅にいながら把握することができます。
費用を予算内に抑えられるか
GPS発信機を利用する際は、購入するかレンタルして使います。それぞれに目的に合ったGPS発信機を入手することができますが、気になるのは費用です。
どれくらいの予算なのか、レンタルする際はどのくらいの期間を想定しているのかにより費用面は変わってきます。
ネットショッピングで手軽に購入できるものもありますが、事前にしっかりと予算を立てることが重要です。次は、浮気調査に使えるおすすめのGPS発信機を紹介します。
浮気調査におすすめのGPS発信機5選！
自分で浮気調査をする際におすすめのGPS発信機を紹介します。
かばんにバレずに忍ばせる超小型なら「ミマモーレGPS」
ミマモーレGPSは、40×47×17ミリ、重さ42グラムの指先でつまめる超小型GPS発信機です。アプリのダウンロードやSIM契約なしで受け取り後すぐに使えることが特徴です。
オートモード搭載でチェックしていないときも記録可能、位置取得日時、住所（ストリートビュー）で確認可能、返却不要だから紛失した場合も安心できます。
利用期間は1ヵ月から、車外用防水マグネットケース付きとお試し利用にも良いでしょう。
販売サイト：ミマモーレGPS
探偵社が使用するプロ仕様のレンタルGPSなら「Pro-GPS」
Pro-GPSは、手のひらサイズの高性能・高精度GPS発信機で、無音・無振動・他の機器への影響なし・防水ケース付きという、初めての利用にぴったりの条件が揃っています。
使い方はとてもシンプル。車などに設置したあとは、専用のWebサイトにログインするだけです。取得した位置情報はすべて保存され、後から確認することも可能です。
設定不要で自動追跡してくれるのは嬉しいですね。利用は3日プランから、最長90日まで利用できます。
公式サイト：Pro-GPS
キーホルダータイプのGPSなら「iTAG」
iTAGはキーホルダータイプのGPS発信機で、1つ税込み999円で購入できます。スマホに専用アプリをダウンロードしてiTAGとペアリングすればすぐに使用可能、Bluetoothに接続中はリアルタイム追跡ができるすぐれものです。
キーホルダータイプのため浮気調査に利用する際は、パートナーの私物に装着する必要がありますが、購入費用を抑えたい方や怪しまれずに位置情報を把握したい場合に最適でしょう。
販売サイト：iTAG
車両用のGPS発信機なら「CloudGPS plan-MH1」
CloudGPS plan-MH1は、車両追跡用の小型GPS発信機です。SIM付き通信費込みで30日間16,980円から利用できます。
CloudGPS plan-MH1本体に強力磁石を内蔵、ケース不要でさっと設置できます。面倒な設定は一切なし、車両が動けば自動的にリアルタイム追跡を開始し、スマホから全てチェックできる手軽さが強みです。
また、設置がバレて取り外されたときは取り外しセンサーがすばやく通知してくれるので、万が一の際にも素早く対応できるのもポイントでしょう。
販売サイト：CloudGPS plan-MH1
アプリによる監視なら子ども向けGPS「goo of things いまここ」
goo of things いまここは、子ども向けGPSではあるものの、5センチほどの本体をパートナーの私物に設置しておけば、スマホアプリから行動履歴を確認することができます。
goo of things いまここ本体価格3,280円、月額利用料638円で利用できるほか、本体購入時に助成金申請ができるのもポイントです。
解約手数料無料、利用期間の縛りがないので浮気の兆候が複数回見られるパートナーにおすすめです。
公式サイト：goo of things いまここ
バレない自分で浮気調査する際のGPS発信機の仕掛け方
自分で浮気調査をする際はパートナーにバレないことが重要です。そこでここでは、GPS発信機の仕掛け方を紹介していきます。今後GPS発信機を使ってみようと思っている方、以前バレてしまった方はぜひ参考にしてください。
かばんの底敷きや使用頻度の少ないポケットに設置する
パートナーの私物に仕掛けるときは、かばんの底敷きの下や使用頻度の少ないポケットに設置するのがおすすめです。
できるだけコンパクトなGPS発信機を用意すること、かばんの状態やポケットの使用頻度を事前に確かめてから設置するのがポイントです。
車のトランクルームや車体下に取り付ける
車に設置する際は、トランクルームや車体下など普段からあまりチェックしない場所がおすすめです。
トランクルームといっても車種によりさまざまな形状がありますが、トランクを開けたときに視界に入らない隅や、手前側、軽自動車なら底面のシートの裏などが良いでしょう。
車体下に取り付ける際は、バンパーの裏が良いでしょう。マフラー周辺は熱くなりますし、タイヤ周辺は汚れやすいため避けて、GPS発信機の磁石を付けられる場所を選んでくださいね。
自己責任？浮気調査にGPS発信機を取り付けるデメリット
浮気調査のために自分でGPS発信機を使うことは、位置情報を把握できて良いのですが、実はデメリットがあります。
ここではGPS発信機を取り付けるデメリットをチェックしていきます。
車にGPSを取り付けるとストーカー行為とみなされるかも…
車にGPS発信機を取り付けたことがパートナーにバレたとき、いくら浮気を疑っていたとしてもやり過ぎだと感じる人はいます。
最悪の場合、ストーカー行為とみなされる恐れもあるでしょう。
バレなくともGPSだけの情報だけでは浮気の証拠にならないかも…
GPS発信機を車やかばんに取り付けると、パートナーの位置情報や行動履歴を把握できますが、必ずしも浮気の証拠になるとは限りません。
例えば、GPSの情報からパートナーがラブホテル付近で停車したとしましょう。情報から見るといかにもラブホテルに入ったように感じますが、入室したかまでは確認できない状態です。
こうしたことから必ずしも浮気の証拠になるとは限らないことは覚えておきましょう。
絶対だめ！違法性の高いGPS発信機の設置方法
GPS発信機を使って自分で浮気調査をする際、使い方次第では法に触れる恐れがあります。法に触れる使い方をすればパートナーとの信頼関係が崩れ、訴えられる可能性もあるでしょう。
そのようなことを避けるために、違法性の高いGPS発信機の使い方を紹介するので、絶対にこのような使い方はしないようにしてください。
パートナーのスマホに勝手に位置情報アプリをインストールする
GPS発信機には端末タイプとアプリがあります。アプリの場合、パートナーのスマホにアプリをインストールして使用しますが、パートナーの許可なく勝手にアプリをインストールすることは違法性が高い行為です。
どんなに浮気調査のためだとしても、勝手に相手のスマホにアプリをインストールする行為は、「不正指令電磁的記録供用罪」や「不正アクセス禁止法違反罪」などの犯罪の恐れがあり、違法だと覚えておきましょう。
パートナーの浮気相手の車やかばんなどにGPS発信機を設置する
パートナーが浮気をしている場合、その浮気相手の車やかばんなどにGPS発信機を設置することは絶対に避けてください。
いくらパートナーの浮気相手でも他人ですし、他人の位置情報や行動を把握する行為はストーカーに限りなく近いです。
どんなに怒りがこみ上げたとしてもこれは絶対にやらないでください。
参照：ストーカー規制法
GPS発信機取り付けのために不法侵入する
パートナーとの浮気を疑う相手に対し、車や私物にGPS発信機を取り付けるために自宅に勝手に入ることは絶対NGです。
これはもはや不法侵入となり、見つかれば逮捕される状態です。どのような状態・気持ちでも不法侵入することはしないでください。
浮気の証拠を必ず掴みたい場合はプロに浮気調査を依頼しよう！
GPS発信機を使うとパートナーの位置情報や行動履歴は把握することができます。ただ、肝心の浮気の現場をおさえることはできないことがほとんどです。
浮気の証拠となるのは浮気相手と2人でホテルに出入りした写真などのように、決定的な物が必要です。
GPS発信機の情報だけでは裁判などで証拠になりづらく、決定的な証拠としては採用されない可能性があるでしょう。
どうしても浮気の証拠を掴みたい場合は、浮気調査のプロに依頼するのが無難です。費用はかかりますが、プロが法に則ったやり方で裁判でも使える証拠を出してくれるでしょう。
まとめ
今回は、浮気調査に使えるおすすめのGPS発信機を紹介しました。GPS発信機は対象の位置情報や行動履歴を把握できることが最大のメリットです。
近年では端末も購入ばかりでなくレンタルも可能なので、浮気の兆候が見られたタイミングで使用するのは問題ないでしょう。
ですが、使い方次第では法に触れる恐れがあるものです。自分で浮気調査をしたいとしても、絶対に法を犯すような使い方は避けてください。
また、パートナーの浮気を確信している場合は、自分で浮気調査をするよりも、浮気調査のプロに依頼するほうが確かな証拠をつかむことができます。
GPS発信機の情報だけでは証拠にならないケースもあります。そのため、慰謝料の請求を検討するなら浮気調査のプロに依頼しましょう。